新入社員の離職率を減らすために「最初に大切な2つのこと」

【新人スタッフの離職率を減らすには?】

目次

結論から言うと、「①安心感+②成長意欲」を与えること

日本では人材不足に悩まされる企業が増加してきています。

少子高齢化により働き手が少なくなっていることが大きな要因ですが、せっかく雇用した従業員が退職してしまうなど、人材不足に悩まされているいる企業も存在します。

美容室、アイラッシュ・ネイルサロン、他サービス業もその例外ではありません。

未経験で入社した場合、サロンワークも覚えてもらいながら施術者としての技術を学ぶ

接客やオペレーションを学びながら、扱う商品の知識・どんなお客様の悩みを解決できるのかなど覚えたりと、

接客サービス業に関しても他業種と同じく就社後に研修やOJTで【知識・接客法・技術】の教育をしていくと思います。

ですが、ある程度成長してきて、これからという時に「辞めたいです…」と新人スタッフが言ってくるということがあると思います。

(私も過去に何回もへこむ経験をしました)

今回は離職原因を把握したうえで、新入社員の離職防止のために

「会社側・教育をする側が意識しておくべき2つのポイント」

を書いていきます。

そもそも、職場をやめる原因とは?

まず、従業員が職場を辞める大きな原因は例えば、

  • 給与水準が低い
  • 残業や休日出勤が多い
  • 人間関係の悪化

などを含めさまざまなことが考えられます。

離職につながる3大原因が、職場環境、労働条件、人間関係です。職場環境や労働条件は一朝一夕で改善できるものではありません。なぜなら、改善するために企業側は時間を割き、投資をしていかなければならないからです。

人間関係の悪化による離職も無視できない問題です。業務内容や労働条件にあまり不満がなくても、嫌な上司や扱いづらいメンバーがいるだけでもストレスが溜まります。

人間関係の悪化を改善するためには、適切な人材配置や職場のコミュニケーションを円滑にするなどの対策が必要になります。

※参考までに、前職を辞めた理由についてまとめた、厚生労働省の令和2年雇用動向調査結果の概要のリンクを貼っておきます。

令和2年雇用動向調査結果の概要|厚生労働省(PDF資料)

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/21-2/dl/kekka_gaiyo-04.pdf

2つのポイントをおさえましょう!

今回の内容は初歩中の初歩のことですが、とても大切なことを書いていきます。

実際、これらを疎かにしてしまっている会社・教育担当が多いのが現状です。

入社後なるべく早く!というのを意識するようにしましょう。

①新人さんに安心感を与える

・・・この会社(先輩たち)はちゃんと私の面倒を見てくれる

わからないことがあったら助けてくれる、気にかけてくれるから頑張れる!

など、新人さんに安心感を持ってもらうようにする。

皆さんにも新人の時代があったと思います。

その頃を思い出してもらうとわかると思いますが、

新人さんは期待と不安を抱えて入社をしてきます。

「この会社でうまくやっていけるかな?」

「先輩や同期はどんな人たちかな?」

「研修についていけるかな?どれくらいの期間で一人前になれるかな?」

おそらくほとんどの新人さんが、期待よりも大きな「不安な気持ち」を持って入社してきます。

まずは新人さんがもつ「不安」な気持ちと環境をなるべく減らし、安心感を持ってもらうことが大切です。

②成長意欲を感じてもらう

・・・早く仕事や技術を覚えたい。

職場・店舗やサロンの役に立ちたい、お客様やスタッフに喜んでもらいたい、など

会社側の理想としては、意欲的に・自分から率先して自身の成長のために行動をする人材ならいいな、と思うところですが・・・残念ながらそのような新人さんは多くないです。

ですが、「早く成長したい、仕事を覚えたい」「この会社で頑張りたい、成長したい」と思ってもらうことはとても大切です。

そのほかのポイントを、ざっとご紹介!

別の記事で改めて書きますが、そのほかのポイントをご紹介します!

◆新人教育するにあたり意識するポイント

・仕事の指導を含め、コミュニケーションを沢山とる事(最初は質より量を意識)

・良い所を見つけ、よく褒めてあげる事

・何かを教える時は、「なぜ、そうするのか?」を教える。

 慣れてきたら「なぜこうするか、わかるか?」を聞く。

・接客業の場合は、お客様最優先とは?、お客様を喜ばす接客を教えてあげる事

・自分がお手本になること。新人は先輩を見て育つということを心掛ける

(接客、身だしなみ、勤務態度などなど)

・見本をみせて、やってみせて、いい所は褒める。そしてより良くする方法を教える。

・必ずフォローをする体制を整えておく

教育側はまずは土台作りとして徹底して共有しておきましょう!

私の経験上、入社したての頃にこの2つを疎かにすると

「なんか、思ってた感じの職場じゃなかった」

「この会社で働いていくのが不安しかない」

「誰に頼っていいかもわからないし、なんかみんな怖く感じる・・・」

という気持ちになり、

【なんか私、この会社と合わなそうだからタイミングみて早めに辞めてしまおう・・・】

という流れになってしまいます。

なので、会社側、教育係は下記2つ

・新人さんに安心感を与える

・成長意欲を感じてもらう

これらがとても大切だという事を必ず念頭において、指導にあたっていくようにしましょう。

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